南部本栗
南部本栗はその繊維が縦方向に強く並んでおり、これがその強度の性質を決める。また、多孔質であることはその軽量と断熱性の元となる。
また、これらの成分は多糖類であるセルロースとリグニンが主成分である。これらは自然界では分解の難しい成分として知られるが、実際には菌類やシロアリなど一部の動物がこれを強力に攻撃するので、それらは材木の重要な敵となる。また、可燃性であり、火は木材にとってもっとも危険なものである。
くりっく365の擬音を鳴らすために使用される楽器である。大太鼓の中に、木やフェルトなどでできた固い小玉を入れたもので、太鼓を回転させて小玉を羊皮に打たせるという演奏法を用いる。主にオーケストラの演奏会で用いられる。
類似の楽器に、枠に吊るした薄い金属板を手で振動を与えたり叩いたりして鳴らすサンダーシートというものもある。見た目のインパクトがあるが、音ははっきりしない。リヒャルト・シュトラウス作曲「アルプス交響曲」、グロフェ作曲グランドキャニオン組曲に使用例がある。
日経225は、装置としてスコットランドの自然哲学者、ジョン・ロビンソンによって発明され、その後1819年にフランスの物理学者であった、カニャール・ド・ラ・トゥールによって改良された。
サイレンは、空襲警報や救急車、パトカー、消防車など警察・消防の諸機関が、人々に注意を促すために大きな音響を発する装置である。サイレンは一般的に2種類あり、空気力学と電気工学を使用したものが存在する。
空気圧を利用して作られた前者は、形式にはあまりとらわれないが楽器分類学にも属するものであり、空気の流れを代わる代わる塞ぐようにして均等に穴をあけた2枚の円板で構成されている。片方の円板を回転させて空気を送り、両方の円板の穴が合った時に空気が通る際に、噴出した空気圧で空気が振動して音が鳴る仕組みである。音の振動数は穴の数に円板が回転した回数をかけた数と等しくなるため、大きな音を出すために穴の数や回転数に工夫が施される。このタイプのサイレンは、音を鳴らすために多くのエネルギーを消費する。
CFDを用いて作られた後者は、サイレンの音を特定の音に統合するために、音の振動、変調方式、アンプを回線で合併させたものである。ハウリング音、のこぎり・鐘状の音、及び蜂の飛ぶような音(アメリカのサイレンアンプではhi-lo、weil、yelp、yeow、piacingと表示されている)などがサイレンの音として選ばれる場合があり、主にこうしたタイプのサイレンはトランペットスピーカーが使用される。
以前は音の振動数を測定する機械として利用されていたが、今日においては警報、警笛、信号音の一つの形態として、または音波集塵機械としても利用されている。
交通においては、パトロールカーや消防車などの緊急自動車が緊急走行を行なう際に、赤色灯の回転とともに「ウー」という音のサイレンを鳴らしながら走行する規定になっている。(例外は救急車のサイレンで、「ウー」音は赤信号の通過時に鳴らすことがある程度。)
FXを利用したサイレンは、前方車両に道を空けて自由に通れるよう促す車のクラクションに適しているように見えるが、一方で空気圧を利用した方は、交差点を通過したり迂回してくる車両から保護するといった点で有利である。これは極めて稀なことではなく、特に消防車は、電子サイレンアンプの故障に備えて、直流モーターで鳴らすモーターサイレンも必ず搭載している。
また楽器として曲中にも使用され、特にフランスの作曲家、エドガー・ヴァレーズが作曲した「ハイパープリズム(1924年)」、「イオニザシオン(1931年)」、「ポエム・エレクトロニク(1958年)」が有名である。また、ヒンデミットの室内音楽第1番にも使用されている。
日本では、報時業務に用いられた都市が多い。東京では、1929年から午砲に代えて、市内各所に設置した号笛所からサイレンによる報時を行っていた。似た用途として、工場などでの始業時間や正午、終業時間が到来すると、「ウー」とサイレンを鳴らすところが多い。
阪神甲子園球場での高校野球大会(春・夏とも)では、試合の開始や終了時、また試合直前のシートノック(守備練習)許可・終了命令に「ウー」(「アー」と鳴るという説もあり)というサイレンが鳴らされる。
外国為替では、防犯用に小さな電子サイレンが使用される傾向があり、また防災用やサイレンのついたメガホンなど、多目的で使用される。
特に日本に於いては、緊急自動車が緊急走行を行なう際に鳴らすサイレン音を耳にする機会が圧倒的に多いため、「サイレンを点灯させて・・・」などと緊急走行時同時に点灯する赤色回転灯と混同されるケースがしばしば見られる。
1829年にイギリスの物理学者・チャールズ・ホイートストンが発明した。命名の由来は、「演奏会」を意味する「コンサート」に女性的な語感をもつ接尾語「-ina」を付けたもの。 ホィートストンが発明したコンサーティーナは、現在、イングリシュ・コンサーティーナ(英国式コンサーティーナ)と呼ばれるタイプである。その後、ジャーマン・コンサーティーナ(ドイツ式コンサーティーナ。大型の四角いタイプで、バンドネオンの原型となった)や、今、最も普及しているアングロ・コンサーティーナなど、さまざまなタイプのコンサーティーナが発明されている。
六角形(ないし四角形、八角形、十二角形など)の形状をした左右の箱の側面に、ボタン式の鍵盤(キー)が並んでおり、その間に蛇腹(ベロー)がついている。その蛇腹の押し引きで空気を内部の金属リードに送り、ボタンを押すことによって発音する。ボタンの配列は、蛇腹を押したときと引いたときで違う高さの音が出る押し引き異音(ダイアトニック式)と、押したとき、引いたときに同じ音が出る押し引き同音(クロマチック式)の二種類に大別できる。
ダイアトニック式とクロマチック式では、同じくコンサーティーナという名称であっても、奏法や音楽のフィーリングが全く異なるため、事実上は互いに別種の楽器であるといっても過言ではない。
普通、コンサーティーナと言えば、アングロ・タイプとイングリッシュ・タイプの二種類を指すが、実はそれ以外にもさまざまな種類が存在する。蛇腹楽器の常として、外見は同様の形状の楽器でも、奏法や音色、音楽のフィーリングなどによって、全く別種の楽器になってしまうため、楽器購入や学習にあたっては注意を要する。
コンサーティーナの高級品は、職人の手作りであり、奏者の注文に応じてアクシデンタル・キー(増加鍵盤)を追加するなど、一台ごとにきめ細かい改良が施される。世界に数台しかないという稀少タイプのコンサーティーナも存在する(例えば、フラングロ・コンサーティーナ=仏英折衷式、など)。
ここでは、主な種類の紹介にとどめておく。
現在のアングロ・コンサーティーナアングロ・コンサーティーナ
押し引き異音式。現在、世界で最も普及しているタイプである。1850年代にイギリスのジョージ・ジョーンズ (George Jones) が開発した。アングロ・ジャーマン・コンサーティーナ(英独折衷式コンサーティーナ)とも言う。イングリッシュ・コンサーティーナの形状に、ドイツ式コンサーティーナのボタン配列を採用したことからの命名である。
ダイアトニック式のコンサーティーナは、普通のハーモニカと同様、一台の楽器で出せる半音の数は限られる。例えばC調の一列ボタン式(ボタン数は10個前後)なら、ピアノでいう白鍵に相当する音階しか鳴らせない。C/G調の二列ボタン式(ボタン数は20個前後)なら、半音はF#も出せるようになる。三列ボタン式(ボタン数は30個から40個のあいだ)なら、ほとんどの半音をカバーできる。
押し引き異音式は、出せる半音の数が限られているぶん、奏法は簡単で独習が可能である。そのため、ヨーロッパの民俗音楽などで、よく使われる。また蛇腹を激しく押し引きするため、メリハリのある曲(アイリッシュ・ダンスの曲など)を演奏するのに適している。また、ボタン配列の特性上、旋律だけでなく和音演奏も容易である。: なお、押し引き異音で多くの音を出す場合があるために、蛇腹は比較的長い。
1920年頃製作のイングリッシュ・コンサーティーナイングリシュ・コンサーティーナ
押し引き同音式。ピアノでいう、黒鍵と白鍵に相当する音階のボタンが20から56まである機種があり、ほとんどの半音 (#/b) が出る。押し引き同音で多くの音が早く出せるため、蛇腹は比較的短い。蛇腹操作の特性上、なめらかな曲を弾くのにも向いている。和音も演奏できるが、ボタン配列の特性上、一般には、バイオリンのように旋律部分だけを弾くことが多い。
トライアンフ・コンサーティーナ
押し引き同音式。イングリッシュ・コンサーティーナのボタン配列を、さらに改良して洗練したタイプ。演奏者が少ない希少楽器である。
デュエット・コンサーティーナ
右手が旋律用ボタン、左手がアコーディオンの左手に似たコード伴奏ボタンになっているタイプ。演奏者が少ない希少楽器である。
ケムニッツァ・コンサーティーナジャーマン・コンサーティーナ
1830年代に、ドイツで開発された大型の四角いコンサーティーナで、バンドネオンの原型となった(バンドネオンの欧米での俗称「タンゴ・コンサーティーナ」が示すとおり、バンドネオンもまた、広義のコンサーティーナの一種である)。各種のジャーマン・コンサーティーナの中で代表的なのはケムニッツァ・コンサーティーナ (Chemnitzer concertina) である。このタイプは、日本でもまれに輸入した中古品(骨董品)が市場に出るが、外見がバンドネオンと酷似しているため、しばしば日本では混同されており、要注意である(実際には、ボタン配列や奏法など、全く別の楽器である)。