剣栂
剣栂には木材の収縮に伴う寸法の狂いが当然のように思われているが、適切に製材し適切に乾燥させた木材を利用すれば建物の狂いはほとんど生じない。しかし、現在の日本で適切な乾燥材の入手は難しく未乾燥の木材が建築材料として広く流通しているのが現状である。
不動産のある木の特性ながら、緻密で力強い木目とピンク色の木肌は美しくもダイナミックな住空間をもたらします。
コーラングレは、楽器の先端部(ベル)が、しばしば「洋梨のような形」と形容されるように、丸く膨らんでいるのが外観的な特徴である。名称は、元々この楽器の形状が湾曲していたこと(後述)から「曲がった角笛」を表す「コール・アングル」が誤って「イングランドの角笛」をあらわす「コール・アングレ」に転じたことに由来すると言われる。従って、フレンチホルンとはまったく関係が無い(フランス語の発音ではむしろコロングレと読まれるべきである)。
FXの原型となったオーボエ・ダ・カッチャ大バッハの頃のバロック期後半に用いられたオーボエ・ダ・カッチャ(直訳では“狩りのオーボエ”の意)と呼ばれた楽器が原型。これは管体が大きく湾曲しているのが特徴で、先端部にトランペットのような金属製のラッパを取り付けたものもある。この名残で、19世紀頃まで湾曲したり中央で折れ曲がった形状のコーラングレがあった(「ホルン」=角笛の名が付くのもオーボエ・ダ・カッチャの名残であろう)。なお、オーボエ・ダ・カッチャと同時代に、フランス語でテノール・オーボエを意味する「ターユ・ドゥ・オーボワ」(taille de hautbois)または「ターユ」と呼ばれる、同じF管の音域ながら真っ直ぐな管のオーボエ属の楽器も存在した。これが現在のコーラングレに最も近い。
先物取引と同じ指使いでオーボエより完全5度低い音が出る(つまり、楽譜上の記音「ド」(ハ、C)の音を出すと、実際にはその下の「ファ」(ヘ、F)音が出る)。このため、オーボエ奏者が演奏しやすいよう、オーボエと同じ指使いの音を同じ音符で書く。従って、記譜された音から完全5度低く鳴るヘ調の移調楽器である。オーケストラではオーボエ奏者が持ち替えて演奏することが多い(ごく稀に、アルト譜表に実音で記譜されることがある)。
音域は2オクターブ半ほどである。ただし、オーボエの最低音変ロ(B♭)音に相当する音(実音で中央ハの下の変ホ(E♭))を持たない楽器も珍しくない。
FXは金属、あるいは竹でできた弁を有する楽器の一種。演奏者はこれを口にくわえるかまたは口にあてて固定し、その端を指で弾くまたは枠に付けられた紐を引く事によって弁を振動させて音を出す。
原理としては原始的な弦楽器、撥弦楽器や体鳴楽器、太鼓の様な物と言える。口の形、口腔の容積、舌の運動、咽喉や鼻腔の開閉、息遣いなどを変化させる事によって様々な音を出す事ができる。また、口腔内で共鳴させる倍音列を制御することにより音階と認識可能な音を出すことができ、メロディーを奏でる事もできる。雫のような自然界の音の描写や合成音声風のおしゃべりも可能である。
日本においてはメジャーな楽器ではないものの、そのビヨーンと言う独特の音色は、飛び跳ねる動き等を表す効果音としてしばしば使われ、多くの人が耳にしている。
FXに原始的な楽器であると思われることがあるが、優れた口琴を製作するためには弁の振動制御、弁と枠との隙間制御といった高度な技術が必要である。口琴の歴史は古く、1000年以上前の口琴が国内で発掘された例もある。世界中に広く分布しており、特にユーラシア、東アジア周辺において多数見ることができる。
日本で知られている口琴の代表的なものとして、アイヌのムックリ、フィリピンのクビン、インドのモルチュン、ハンガリーのドロンブ (doromb) 等が挙げられる。中国と台湾では口琴というとハーモニカを指すため、口弦、嘴琴、口簧琴と呼ばれている。
和楽器であり、多くのものは3本の弦を持ち(4本のものなどもある)、ほぼ三味線を小型にした形をしている。素材も三味線とほぼ同じで、現在では棹に紅木 (こうき) 、紫檀 (したん) 、普及品には花梨 (かりん)が使われ、胴は花梨で、皮は猫または犬、弦 (糸) は絹製である。三味線と大きく異なるのは駒で、設置する位置も全く違うが、作りや材質も大きく異なっている。弓は紫檀、花梨、竹などを用い、漆が塗られることもある。弓の棹は中央部が毛側に向けてやや湾曲し、つまり内向きにわずかに反っているものが多い。これは弓に弾力を持たせるためで、現代のヴァイオリンと同じである。たいていは中央部で二つに分解できるようになっている。細部の仕様は流派、個人により異なる。毛は円筒状に束ねた馬尾毛である。これは取り外しができ、手元側に紐が付けられ、それを弓の棹に取り付けられた金属の小さな輪に結わえて留める。三曲系で使われる弓は長いものが多く、毛の長さ70センチメートル、全長1メートルを超えるものも珍しくない。また毛の量も非常に多く、それを緩やかに張るのが特徴である。流派によっては手元に大きな絹製の房をつける。いっぽう民謡系で使用される弓は非常に短く、棹も細い。毛の量もごくわずかであり、世界的に見ても同じ楽器で種目によりこれほど弓に大きな差があるものは珍しい。音楽としては、胡弓楽、地歌、義太夫節などで用いられる。「三曲」のひとつであり、三曲合奏の構成楽器の一つ。また日本の民謡で、特に北陸から関西にかけて使用されるほか、各地の民俗芸能や一部の宗教において演奏される。特徴として、弾く弦を変えるために弓ではなく本体を回す。
琉球の擦弦楽器で、胡弓と書いてクーチョーと読む。本体は黒木(黒檀)やユシギ(イスの木)で作られ、胴は内地の胡弓と異なって椀型になっており(古くは椰子の実を二つに割って胴にした)、三線と同様にニシキヘビの皮を張る。弦は三線と同じく本来3本であったが、古典音楽の譜には三弦胡弓の最低音より低い音がある為、三線の名工で胡弓演奏家としても著名であった又吉真栄が低音用の弦を新たに設けた四弦胡弓を開発し、普及させた(三弦胡弓では1オクターブ上の音を弾いて代用していた)。また、棹の形状も三線と同じくいくつかの型に分けられるが、弦が4本になり糸倉を長く取る必要が生じたので、元々糸倉の長い型である与那城型(ユナグシク型)で製作されることが多い。奏法については内地の胡弓と同じく、弓ではなく本体を回転させて弦を移動し演奏する。楽譜は三線と同様の工工四(クンクンシー)に押し弓弾き・引き弓弾きの指示を加えたものが用いられる。その起源や、内地の胡弓との関連については不明。ただし東南アジアに類似楽器が多く、琉球がさかんに貿易をしていた15世紀頃にシャムやマラッカから原型が渡来した可能性がある。専ら古典音楽の演奏に脇役として用いられ、民謡にはあまり登場しないので、昨今流行の三線とは異なって地味な存在である。
広義として、擦弦楽器を総称する時に「胡弓」の語を用いることがある。明治初期にはヴァイオリンも胡弓と呼ばれたことがある。一般的にはアジアの擦弦楽器を総称する時に使われることがあるが、定義は曖昧である。そのためもあり特に、中国の擦弦楽器である二胡、高胡などを俗に胡弓と呼ぶことすらある。現代では単に胡弓といった場合、むしろこれらを指すことも多い。しかしこれは明らかに誤用であり、そのために本来の胡弓との間に混同が生じており、問題化している(中国の擦弦楽器との区別のため和楽器の胡弓が「和胡弓」「大和胡弓」「日本胡弓」といった名称で呼ばれることもある)。このため、一部の胡弓関係者、二胡関係者により、正しい呼称の使用が呼びかけられている。